口腔外科・口腔内科
口腔がん検診
口腔癌の早期発見に全力を注いでいます。
福岡県福津市《やましろ歯科口腔外科》では、口腔癌検診を行っています。
子供の口内炎で、口内炎の軟膏を塗っても治らない場合にはぜひおいでください。小児の口内炎はカンジダ症のことがあります。カンジダ症は口内炎の軟膏を塗ってもなおりません。
保険診察の中で、口腔癌があるかどうかはチェックできます。
病巣が小さければ切除も少ないので、早期発見を目指しましょう!
院長より
《親知らずの抜歯》《いびき外来》《無呼吸外来》《口腔癌検診》《ドライマウス》などの、大学病院に行かないと難しい治療もやましろ歯科口腔外にお任せ下さい。
親知らずの抜歯や、口腔癌検診など
一般歯科では難しい治療は大学病院の紹介が必要でしたが、【局所麻酔でできる範囲】であれば、日本口腔外科学会認定専門医のやましろ歯科口腔外科にご相談ください。
一人一人困った患者様に一生懸命時間をかけて診察していきます。
痛みの少ないやさしい治療を、恐くない歯医者を目指しています。
いろんな相談しにくい口のことを、相談しに来て下さい。
山城 崇裕
親知らずの抜歯
他院では「抜けない」といった難しい抜歯や、今までは、大学病院に行かないといけないと言われていた難しい治療 (※局所麻酔でできる範囲) も
福岡県福津市のやましろ歯科口腔外科で治療ができます。
開業して約7年間で5000本の下顎の親知らずを抜きました。
ときには、「この親知らずは抜かなくても大丈夫」と判断することもあります。
「飯塚病院」、「大隅鹿屋病院歯科口腔外科」や「九州大学顔面口腔外科」など、複数の口腔外科や歯科医院を経て開業しています。
口腔外科の専門医が治療を行う、やましろ歯科口腔外科にご相談下さい。
智歯の埋伏状態と抜歯リスクに関する調査研究について
1.観察研究について
九州大学病院では、最適な治療を患者さんに提供するために、病気の特性を研究し、診断法、治療法の改善に努めています。患者さんの生活習慣や検査結果、疾病への治療の効果などの情報を集め、これを詳しく調べて医療の改善につながる新たな知見を発見する研究を「観察研究」といいます。その一つとして、九州大学病院顔面口腔外科では「やましろ歯科口腔外科」と共同で、現在埋伏智歯の患者さんを対象として、智歯の埋伏状態と抜歯リスクに関する「観察研究」を行っていま
す。
今回の研究の実施にあたっては、九州大学医系地区部局観察研究倫理審査委員会の審査を経て、研究機関の長より許可を受けています。この研究が許可されている期間は、2027年3月31日までです。
2.研究の目的や意義について
智歯(親知らず)が歯肉から正常に出ていない埋伏智歯は歯磨きが難しいため、う蝕や歯周炎等が容易に起こることが知られています。親知らずの周囲がはれて、その炎症が首まで拡がると、呼吸困難になることもあります。そのため、埋伏智歯は問題が起きる前に抜歯をした方が良いと考えられることが多いのですが、抜歯が難しい場合には、近隣の組織の損傷や歯の迷入、感染などの合併症が起こるため、抜歯を避ける方法を選択することもあります。抜歯の難易度を評価する方法がありますが、その評価法も十分とはいえません。また、下歯槽神経損傷や舌神経損傷は論文報告が多いものの、合併症を確実に回避できる方法はありません。本研究では、レントゲンデータを用いて、親知らずの抜歯が必要な状態を判断するための指標を作ることと、短時間で上手に抜歯する方法を考え、抜歯後の苦痛を最小限に
する方法を検討することを目標としております。
具体的には、やましろ歯科口腔外科を受診して下顎智歯の2次元的な位置を確認するパノラマX線写真というレントゲン写真、あるいは3次元的な画像が得られるCT画像から、智歯のう蝕や歯周炎、機能しているかの有無、周囲組織との位置関係、根の形などを解析することで、抜歯の危険度や安全な抜歯
の時期、方法を見つけたいと考えています。
3.研究の対象者について
やましろ歯科口腔外科に2016年6月17日から2022年12月31日までに来院され、パノラマX線写真あるいは歯科用CTという画像検査を行った患者様を対象にします。
4.研究の方法について
この研究を行う際に、パノラマX線写真というレントゲン写真でう蝕や歯周炎になっている親知らずの数を数えたり、親知らずの傾きや深さを分類して数を数える予定です。また、CTで3次元的な親知らずの位置や方向を確認し、パノラマX線写真と照らし合わせて解析を行う予定です。
〔取得する情報〕
①埋伏智歯の位置、方向。②う蝕や歯周炎、第2大臼歯歯根の吸収、③埋伏智歯歯根の長さ、根の数④抜歯後感染、神経障害、ドライソケット⑤抜歯所見
やましろ歯科口腔外科で収集したデータを匿名化し、そのデータを九州大学顎顔面病態顎講座顎顔面外科学分野で解析を行う予定です。
5.個人情報の取扱いについて
研究対象者のレントゲンデータ、カルテの情報をこの研究に使用する際には、研究対象者のお名前の代わりに研究用の番号を付けて取り扱います。研究対象者と研究用の番号を結びつける対応表のファイルにはパスワードを設定し、やましろ歯科口腔外科のインターネットに接続できないパソコンに保存します。このパソコンが設置されている部屋は、第三者が立ち入ることはできません。
また、この研究の成果を発表したり、それを元に特許等の申請をしたりする場合にも、研究対象者が特定できる情報を使用することはありません。
この研究によって取得した情報は、やましろ歯科口腔外科院長・山城崇裕の責任の下、厳重な管理を行います。ご本人等からの求めに応じて、保有する個人情報を開示します。情報の開示を希望される方は、ご連絡ください。
6.試料や情報の保管等について
この研究において得られた研究対象者の情報は原則としてこの研究のために使用し、研究終了後は、やましろ歯科口腔外科院長において山城崇裕の責任の下、5年間保存した後、研究用の番号等を消去し、破棄します。
また、この研究で得られた研究対象者の情報は、将来計画・実施される別の医学研究にとっても大変貴重なものとなる可能性があります。そこで、前述の期間を超えて保管し、将来新たに計画・実施される医学研究にも使用させていただきたいと考えています。その研究を行う場合には、改めてその研究計画を倫理審査委員会において審査し、承認された後に行います。
7.利益相反について
やましろ歯科口腔外科では、よりよい医療を社会に提供するために日々努力を続けています。そのためにこれまで治療してきた患者さんのデータをしっかり分析し、臨床研究を推進したいと思っています。そのための資金は医院の経費以外に、企業や財団からの寄付や契約でまかなわれることもあります。
一方で、企業等と共同研究を行う場合、患者さんの利益と研究者や企業等の利益が相反(利益相反)しているのではないかという疑問が生じる事があります。本研究に関する必要な経費は特別には発生せず、研究遂行にあたって特別な利益相反状態にはありません。
利益相反についてもっと詳しくお知りになりたい方は、下記の窓口へお問い合わせください。
(窓口:やましろ歯科口腔外科 電話:0940-34-3080)
8.研究に関する情報の開示について
この研究に参加してくださった方々の個人情報の保護や、この研究の独創性の確保に支障がない範囲で、この研究の研究計画書や研究の方法に関する資料をご覧いただくことができます。資料の閲覧を希望される方は、ご連絡ください。
9.研究の実施体制について
この研究は以下の体制で実施します。
研究実施場所 九州大学病院顔面口腔外科
九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態顎講座口腔顎顔面口腔外科学分野
研究代表者
やましろ歯科口腔外科・院長・山城崇裕
研究責任者
九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態顎講座口腔顎顔面口腔外科学分野・
准教授・山田朋弘
研究分担者 九州大学大学病院 顔面口腔外科・講師・熊丸 渉
九州大学大学院歯学研究院 口腔顎顔面口腔外科学分野・助教・杉山悟郎
九州大学大学院歯学研究院 口腔顎顔面口腔外科学分野・助教・今城育美
10.相談窓口について
この研究に関してご質問や相談等ある場合は、下記担当者までご連絡ください。
事務局
(相談窓口)
担当者:九州大学大学院歯学研究院 口腔顎顔面病態顎講座 口腔顎顔面口腔外
科学分野・准教授・山田朋弘
連絡先:〔TEL〕092-642-6452
〔FAX〕092-642-6392
メールアドレス:tyamada@dent.kyushu-u.ac.jp