抜歯による下歯槽神経損傷による合併症について

抜歯による下歯槽神経損傷による合併症についてです。FBでは写真・イラストが見れませんのでブログに入ってください。

顎の中に大きな神経が通っています(下歯槽神経)

枝分かれしてそれぞれの歯に入っていきます。

むし歯で「しみる」って感じるのはこの歯の中に入った神経が感じるのです。

親知らずが深い位置にあると、レントゲン上で神経と歯の根が重なって映っていることがあります。

時々歯の根が神経につきささっていることがあり、抜くだけで神経の異常が起こることがあります。

この神経は最終的に下唇まで伸びてきてます。

ご飯粒がついたり、よだれが出たりしたら、この神経で気づくのです。

知覚の感覚神経で。運動神経ではありません。

この神経が損傷すると、下唇半分が知覚麻痺を起こすことがあります。(唇の動きには影響しません)

この神経の麻痺は、大学病院の報告で、0.6%~2.4%程度おこると言われています。

この神経の麻痺は多くが数ヶ月で治ってきますが、半年から一年かかる患者さんもいます。。。

この麻痺が起こると非常に不快な思いをします。

ですので、ちゃんと説明を聞かずに抜歯して麻痺が起こると、「そんなこと聞いてない!」ってなります。

ですので、歯科医師は十分に説明して患者さんに理解させなければなりません。

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やましろ歯科口腔外科 院長 山城
福岡で親知らずの抜歯、ドライマウス、睡眠時無呼吸症候群、口腔がん健診のことならやましろ歯科口腔外科へ。 日本口腔外科学会認定専門医が治療します。
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