今日は日本口腔外科学会九州地方会で発表してきました。
500人程度入る会場に50人程度集まり、600人弱オンライン参加でした。会場は疎でした。
内容はカムテクトが扁平苔鮮に効果がありますよ~という話でした。
グリチルリチン酸モノアンモニウムが活性型のステロイドであるコルチゾールが比活性型になる部分を阻害して、コルチゾールが蓄積することでステロイドの作用が増強するということが予想されます。今までは疼痛を軽減することしかできなかった扁平苔鮮の治療が、治癒させることができるかもしれません。
ブログには3症例の写真を載せてますので、Facebookでみれない方はブログに入ってください。
扁平苔癬は潜在的悪性疾患(旧前癌状態)と呼ばれております。このカムテクトが少しでも癌化率を下げれればうれしいと思います。
The following two tabs change content below.
福岡で親知らずの抜歯、ドライマウス、睡眠時無呼吸症候群、口腔がん健診のことならやましろ歯科口腔外科へ。
日本口腔外科学会認定専門医が治療します。
最新記事 by やましろ歯科口腔外科 院長 山城 (全て見る)
- Pell及びGregoryの分類 - 2023年7月8日
- 抜歯後の痛み - 2023年6月13日
- 完全に埋まっている親知らずにどれだけ歯石がついているのか? - 2023年5月20日
- 親知らずが起こす問題点 - 2023年4月30日
- プラークの付着率 - 2023年3月9日