今日は日本口腔外科学会九州地方会で発表してきました。
500人程度入る会場に50人程度集まり、600人弱オンライン参加でした。会場は疎でした。
内容はカムテクトが扁平苔鮮に効果がありますよ~という話でした。
グリチルリチン酸モノアンモニウムが活性型のステロイドであるコルチゾールが比活性型になる部分を阻害して、コルチゾールが蓄積することでステロイドの作用が増強するということが予想されます。今までは疼痛を軽減することしかできなかった扁平苔鮮の治療が、治癒させることができるかもしれません。
ブログには3症例の写真を載せてますので、Facebookでみれない方はブログに入ってください。
扁平苔癬は潜在的悪性疾患(旧前癌状態)と呼ばれております。このカムテクトが少しでも癌化率を下げれればうれしいと思います。
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