歯みがき粉でコントロールしたい扁平苔癬

今回から扁平苔鮮についてです。

この難しい疾患の一部を歯みがき粉でコントールするという話をするために、扁平苔鮮について3回にわけて報告したいと思います。

といいますか、今までの粘膜疾患の話はこの歯みがき粉の話題をお話するための前置きだったのです。

今回が扁平苔鮮について、次回が扁平苔鮮の治療について、そして扁平苔鮮を悪化させない目的で使用している歯みがき粉について最後にお話したいと思います。

扁平苔癬はイラストのような白色レース状病変と表現される粘膜病変です。

人口の約2%にみられ、50歳以上の女性に多いと言われています。

白色の模様がついたような病変から周囲が赤くなったり、びらんができて痛くなったり、症状は様々です。

頬粘膜や軟口蓋に多く発症しますが、舌や唇にもできます。

扁平苔癬は上皮の下に白血球が集まって、炎症が起こった状態に似ています。

イラストの上皮の下の点々が白血球です。

自己免疫疾患に近いとか、アレルギーに関係するとか、肝炎の状態と関係するとか様々なことが言われていますが、正確な原因は解ってません。

治療によって痛みをコントロールできますが、完治することはないと言われています。

ごくたま~に癌化するので、歯科医院で見てもらうことが勧められます。

治療は痛みがなければ経過観察でいいのですが、痛みがあればステロイド軟こう、ステロイドうがい薬、その他の薬の使用で、ある程度痛みを制御できますが、コントロールが難しい患者さんがいるのも事実です。

治療についてはまた今度ですね。

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やましろ歯科口腔外科 院長 山城
福岡で親知らずの抜歯、ドライマウス、睡眠時無呼吸症候群、口腔がん健診のことならやましろ歯科口腔外科へ。 日本口腔外科学会認定専門医が治療します。
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