難抜歯

今回は難儀した抜歯についてのお話です。55歳の女性でこのようなレントゲン像でした。

水平というよりもちょっと逆向きですね。

今回の難しポイントは2か所だと予想して臨みました。つまり、ここいら辺が癒着して、残ったら困る感じだな~と思いました。下顎管からはちょっと離れてます。

通常はこのような水平埋伏で、

赤線のような分割ラインで切削しますが、 

このように逆向きの分割って難しいんです。

はじめにこのように分割しちゃって、

歯冠がちょっとしか取れなくて、「あ、しまった」ということで、青線のように修正しました。

それで、歯冠が骨と癒着してたのか、これでも歯冠が取れなかったので、レントゲンとったところこんな感じです。

頑張りましたが、歯冠の癒着した部分はとれず、このように残りました。

      

歯冠の舌側が残って、頑張りましたが、結局最後はほとんど削ってとりました(根にみられる破片はとってます)

最終のデンタルがこれです。

今回の抜歯は歯冠が┌7遠心根から少し離れていたから見えましたが、歯根にべったりの歯だったら見えないので、最後削って取るなんてできなかったかもしれません。ごめんなさい少し残りましたって謝るようなことになってもおかしくなかった症例でした。

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やましろ歯科口腔外科 院長 山城
福岡で親知らずの抜歯、ドライマウス、睡眠時無呼吸症候群、口腔がん健診のことならやましろ歯科口腔外科へ。 日本口腔外科学会認定専門医が治療します。
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