下歯槽神経と智歯の根との関係(パントモ編)

今回はパノラマX線写真上での下歯槽神経と智歯の根との関係について調べました。

FBではデータが見れませんので興味がある方はブログに入ってください。

当院にH26年6月からH28年11月までに来院された患者さんのなかで、CTを撮影した患者さんについて親知らずと下歯槽神経の調査をしました。抜歯をしたかどうかは関係ありません。

CTを撮影した患者さんで親知らずがあった患者さんが371名で、すべての患者さんに両方親知らずがあるわけではなく、646本の親知らずがありました。

次回CTで3次元的な歯根と下歯槽神経の関係についてご報告しますが、今回はその前置きとしてパノラマX線写真だけで歯根と下歯槽神経との関係について述べたいと思います。

水平に埋伏している歯が最も多かったです。水平に埋伏している歯を多く紹介していただいているからか、水平に埋伏している歯の方が下歯槽神経と重なって映るからでしょうか。

親知らずが深い程、親知らずが骨に沢山覆われている程抜歯は難しいですね。浅い親知らずは骨から沢山出ている歯が多い、深い歯の方が沢山骨に覆われるという当たり前のデータでした。深い親知らずの方が下歯槽神経と接触しているのでしょうか。

下歯槽神経と歯根の位置関係(重なり)について

パノラマレントゲン写真で、親知らずの歯根が下歯槽神経下縁を超えている症例がⅠ、歯根が下歯槽神経上方1/2を超え下縁を超えない症例がⅡ(A)、歯根が下歯槽神経上縁を超え下歯槽神経上方1/2を超えない症例Ⅱ(B)、歯根が下歯槽神経上縁に接する症例がⅢ、下歯槽神経上縁に接しないし交叉しない症例がⅣ。

下歯槽神経と接する、もしくは重なる症例に対してCTを撮影しますので、接しない重ならない症例は少ないのです。

ということで、今回はCTを撮影している症例の中で、パノラマX線写真において下歯槽神経と智歯歯根がどのような関係だったかを報告しました。次回からは神経と根が重なった症例のなかで、CTでみるとどのような関係にあるかを報告した尾と思います

 

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やましろ歯科口腔外科 院長 山城
福岡で親知らずの抜歯、ドライマウス、睡眠時無呼吸症候群、口腔がん健診のことならやましろ歯科口腔外科へ。 日本口腔外科学会認定専門医が治療します。
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