口腔内の3種類の白色病変

口の中には大きく3種類の白色病変があります。

白板症、カンジダ症、扁平苔鮮です。

白板症は境界明瞭で、比較的均一な色をしてます。カンジダ症と違って、こすっても剥離されません。

白板症は上皮が分厚くなっているせいで、下の血管が透けて見えなくなっているので、赤く見えていた粘膜が白くなっています。

白板症は臨床的にも病理学的にも明らかに他の疾患でないことが分かっている場合の白色角化病変です。

この白色角化病変は上皮細胞が変化して、癌化しそうな状態になっていることが比較的多いので、前癌病変と言われます。

疣贅型、結節型、潰瘍型、紅斑混在型は癌化しやすいと言われています。つまり、凹凸があったり、赤かったり、傷があったりすると、癌に近い異形成症という状態のことがあります。

日本では3.1%~16.3%が癌化すると報告されています

扁平苔癬は白色角化病変ですが、どちらかというともやっとした白色レース状病変です。

ガーゼなどでこすっても剥離されません。

口腔カンジダ症は比較的境界明瞭な白斑の病変です。

こすったら剥離される白い病変です。

口腔カンジダ症は白色病変だけではなく、多様な症状を示しますが、今回は口腔内の白色病変ということで、これくらいに。

口腔カンジダ症につきましては以前報告しましたので、それをご参照ください。

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やましろ歯科口腔外科 院長 山城
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