当院では今約600本の下顎智歯の抜歯をして5症例の知覚異常がみられました。
その1症例を前回お伝えしましたので、今回は2症例の紹介をしたいと思います。
2症例目は半埋伏の症例です。
そんなに深くなくても、こんなにパントモ上では下顎管と重なって映っているんですね。
CTでは下顎管が根につぶされているような感じに見えます。
SDテストではファイバーの細い方から2番目のファイバーを感じることができたので、知覚異常としては軽度で、数週間で治癒したのでした。
次の3症例目はこのような感じです。
とても深い智歯です。下顎管は歯根の下に接するように走行しています。
SDテストではファイバーの細い方から2番目のファイバーを感じることができ、知覚異常としては軽度で、数週間で治癒したのでした。
後の2例はまた次の機会にお伝えします。
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