人の体には眠気を誘う二つのメカニズムがあります。
一つは疲れたときの眠気、一つは体内時計による眠気です。
夜勤明けや活発に活動した後に眠たくなるのは脳を休めようとして起こるのです。これは疲れたら眠るという作用です。
もう一つは疲れに関係なく時間が来たら眠るという作用です。人は光刺激を受けて15~16時間でメラトニンというホルモンが多く分泌され、眠気が誘発されるのです。
なので、夜勤から帰ってきて朝から十分に寝ても、体内時計が働いていつもの時間に眠たくなるのです。
早寝早起きの習慣をつけようと思ったら、少しずつ早く起き、光刺激を受けて体内時計をリセットして早く眠れるようにしていけばよいのです。大事なことは毎日朝起きたら太陽の光を十分に浴びることなのです。
また、寝る前に明るい光を浴びると、体内時計のリズムが崩れるため良くないですよ。
一週間の最初の仕事に差し支えないためには日曜日の寝る前は少し暗めの環境で眠気を誘発して十分な睡眠を取りましょう。
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