出生前診断

昨年放送されていた「コウノドリ2」というドラマでで出生前診断(出生前のダウン症の診断)をテーマにした放送がありました。

クアトロテスト(陽性となったら1/295の確率でダウン症)で陽性だった場合に羊水検査を受けたら確定診断が得られるのですが、確定診断が得られた2組の夫婦が描かれていました。
我が子の場合は検査数値が高くて1/4の確率でダウン症と言われておりました。
ダウン症の子供が生まれる確率が高かったのですが、羊水検査せずに出産することとなったのでした。
生まれたときに初めてダウン症とわかると、だれでも多少は動揺すると思いますので、我々としてはこのクアトロテストを受けて心の準備ができていてよかったと感じています。
「コウノドリ2」では1組の夫婦は中絶を選択し、1組の夫婦は出産を選択しておりました。
それぞれの家庭にそれぞれの考え方、経済状況があるため、どのような選択をしても間違いではないと思います。
最初は、ダウン症はさまざまな合併症があるため、その合併症の治療で痛い思いをするのであればかわいそうだと(中絶も一つの考え方だと)そんなことばかり考えてました。
実際我が子は心臓の手術をすることになったのですが、そんなことよりもかわいい我が子とのコミュニケーションが楽しいばかりで、あまり後ろ向きな考えはありません。
この難しいテーマで上手に描いているな~って思いました。
100人いたら、100人がそれぞれ違う受け止め方をすると思いますし、それぞれの意見があると思いますが、我々は生まれてきた子供がかわいくてなりません。

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